プラクティスから学ぶこと

ヨーコ・フジワラのエカ・パダ・カウンディニャーサナ II
サンガワイのトレーニングのベースの一つ、アシュタンガヨガのプラクティス。

アシュタンガヨガというと、世間一般ではかなりストイックでハードなヨガ、というイメージが強いと思う。

正直、イメージの通りだと思う。

でもそれはアーサナが、という身体的な点よりも「練習を続けていくという精神的な強さという点が」だと私は思う。

マイソールプラクティス。

決められたシークエンス、呼吸、視線。これを自分でリードして自分でプラクティスしていく。サンガワイのトレーニングではこれをメインに行う。

まずはアーサナの順番を覚える。そして呼吸のペースや深さを自分で決め、進めていく。
サンガワイの講師陣のマイソールプラクティスプラクティスは朝一番に、体も頭もクリアな状態の時に行うのが良いとされる。

ヨーコ先生をはじめ、講師陣は早朝暗いうちから自分のプラクティスを始め、1日をスタートする。

そしてその後サンガワイ生のプラクティスが始まる。
サンガワイ13期生のマイソールプラクティスの様子プラクティスは自分次第。
決められたことをどのように取り組むかで、プラクティスはいかようにも変わる。人にリードされていくヨガとは違い、自分でやるからこそたくさんの気づきがある。学びがある。

毎日淡々とプラクティスをするか、怠けて休むか。

テーマを決めて真剣に取り組むか、適当にやるか。

苦しい状況の時に浅い呼吸で終わらせるか、意識して深い呼吸で乗り越えるか。

痛い時に練習をやめるのか、或いは、体の使い方を見直し、自分のくせを変えるプラクティスに変え続けていくのか。

感情が出てきた時にその感情に飲まれるのか、一歩下がってその感情を観察するのか…。

ヨガのプラクティスはポーズをとることだと思われがちだけれど、それだけじゃない。そこから多くのことを学ぶ場であり、その取り組み方こそが人生に反映される。
サンガワイ13期生がシャバーサナしている様子サンガワイのトレーニングでみんなに課せられるプラクティスは、だからこそアシュタンガマイソールプラクティスなのです。

ヨーコ先生が日々真剣に繰り返したきたプラクティスから、自分自身を知り、人生の学びを得、強いマインドを育ててきたように、サンガワイ生たちもそれを経験し、自ら学んでいき、自分を知り、強いマインドを得られるように。

そしてそのプラクティスを続けることが、これからの人生でも習慣になっていくことを望んでいる。

このヨガのプラクティス~On the mat ~を自分の人生~Off the mat~でも実践していく。

プラクティスで自分を知り、リードできれば、自分の人生も自分でリードすることができる。
ヨーコ・フジワラの後屈
テーマを決めて真剣に取り組めば、多くの学びがある。困難な状況でも逃げずに、落ち着いて乗り越えていくこと。自分ができない場面では、それをを受け止めること。執着しすぎずに、チャレンジしていく勇気をも持つこと。

ヨガのプラクティスをする意味は、人生でその学びを実践していくためなのだと思う。

サンガワイ13期生、二週目に入り、体にいろんな痛みを覚えたり、精神的に苦しくなってきた時期。

アーサナを完成させることがゴールではなく、その取り組み方や、乗り越え方というプロセスを問われています。朝のマイソールプラクティスでたくさんの体や心の変化を感じ、経験しています。痛みや苦しさ、それに負けずに乗り越えていくと心の強さを育てています。

トレーニングもあと半分。頑張れ!13期生。

Mahalo
アシスタント TORI

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