「のびたくんでもできた!」ハワイヨガ留学で見つけた自分の個性~前編~

熊本出身のハワイヨガ留学サンガワイ卒業生、のびたくんこと末永拓一郎さん私が初めて、彼に会ったのは2018年夏、ヨーコ・フジワラ先生のワークショップが大阪で行われたときでした。
 
「何…この人…」
 
黒縁の眼鏡、黄色いTシャツに短パン。毎日この姿で早朝7:30にスタジオに通ってくる。大阪での集合写真には全て、黄色のTシャツの男性が映っている…。若干恐怖でした。(笑)
大阪で行われたヨーコフジワラのワークショップ集合写真

大阪で行われたヨーコフジワラのワークショップ集合写真 nobita_201902_7

大阪で行われたヨーコフジワラのワークショップ集合写真
気になって仕方がない私は、思わずヨーコ先生に聞いたことを覚えています。

「あの方って…」

するとヨーコ先生が「あぁ!あの子サンガワイ、初の男性だよ!」と教えてくれたのです。

しかし、毎日、黒縁メガネ、黄色のTシャツに短パン。誰だ…誰を彷彿させるんだ…?と考えていたところ、ある生徒さんが彼を

「のびたくん!」

と呼んでいるところに遭遇。

そうか!ドラえもんの「のび太」か!

と衝撃を受けました。

これは、話しを聞かずにはいられない!と思い、のびたくんこと、末永 拓一郎さんにサンガワイに行かれたときの衝撃的なお話や、今やトレードマークとも言える印象的な姿のストーリーをお聞きすることができました。

熱い想いをたくさん語ってくれたため、前編と後編とに分けてお届けしたいと思います!

【 心の癖に気が付いた、リビングでのヨガ哲学講義 】
現在、熊本のホットヨガスタジオ等で活躍されている、のびたくん。そもそもどうしてのびたくんなのでしょうか?
黄色のTシャツに黒縁メガネをかけているのびたくんこと末永拓一郎さん
編集部: のびたくんはどうしてのびたくんなのですか?

のびたくん: 僕は小さい頃からおとなしくて、よく周囲の大人から「タクちゃんは、おりこうさんね」と言われていました。そのうち自分でも知らず知らずに「おりこうさん」が自分のアイデンティティになってしまっていました。

自分のキャラクターではなく、周囲の大人が求める「おりこうさん」を演じてた。今思うと、だいぶ空気を読みすぎる子供でした。ドラえもんで例えると、本当はのび太なのに出来杉くんのふりをするみたいな感じで、とても窮屈でつらかったですね。

自分の長所短所もひっくるめて自分なのに短所ばかり気にして、「こんな自分なんてダメだタメだ」と思っていました。自分自身を受け入れられず、おりこうさんでいないと人から愛してもらえないと思っていたんですね。
ハワイ、ヨガ留学で使われているインテグラルヨーガの本
編集部: それが変わるきっかけがあったのでしょうか?

のびたくん: その心の癖に気付いたのはサンガワイでヨガ哲学を学んだからだと思います。

サンガワイでは毎晩、夕食を済ませ一日の終わり、みんなリビングに集まり、ヨガスートラを教材にリラックスした雰囲気でヨガの哲学を勉強します。教典「ヨガスートラ」は紀元後4-5世紀頃成立され、今とは時代背景も全然違うし、内容も難しい部分が多く、自分1人ならすぐにギブアップしていたと思います。

しかし、ヨーコ先生は 自分の体験談や 想像しやすい例えを出して表現してくれるので哲学の時間も興味も湧いて分かりやすかったです。

自分を振り返ることができ、幼い頃に知らず知らずに出来上がった心の癖に気づけました。

【 “自分らしく生きる”こと=のびたくんの哲学 】
のび太くんがお昼寝しているフィギュア
編集部: 「のびたくん」のコンセプトが出来上がったきっかけがサンガワイだったのですね。

のびたくん: はい。サンガワイでの気付き『おりこうさんをやめて自分らしく生きる』を表現したのが『のびたくん』です。

今でもたまに「出来杉くん」のふりをしてしまう、ブレる自分がいるのでヨガを教えるときもマットの前にお昼寝のび太くんのフィギアを置いてコンセプトからズレないようにしています。

【 熊本の震災直後にハワイへ 】
熊本の震災で家具や観葉植物が倒れている
編集部: サンガワイへ行く直前に熊本の震災に合われたのだとか?

のびたくん: そうですね。僕の場合、サンガワイの申し込みをしてハワイに出発するまで1ヶ月を切ったとき2016年4月に熊本地震にあいました。

家族全員、深刻な怪我もなく無事だったのですが家財は被害を受け、部屋中ものが散乱して内装の壁は至るところに穴が開いてしまいました。

水道が止まり、トイレ、風呂場の水の確保も大変な状況。1日に何百回と余震が続き、熊本空港も閉鎖されてしまいました。航空券は取ってるけど 行けるかわからない状況でした。

出発日ギリギリに空港が再開し飛行機が動き出し、家のことは家族にまかせて飛行機に飛び乗りました。

そんな大変な状況でもサンガワイに送り出してくれた家族には、今でも感謝しています。

行く前に『本気』か試されている気がしました。

【 1人ひとりのドラマが生まれる3週間 】
サンガワイの授業風景、ヨーコ・フジワラ先生と末永拓一郎さん
サンガワイでの3週間には、人それぞれ、色々なドラマがあります。熊本の震災直後にハワイに旅立ったのびたくん。きっと、色々な感情と共に旅立ったに違いありません。

そんなのびたくんは、サンガワイでどんな気づきを得て、どんな変化があったのでしょうか?後編では、それらを聞いてみたいと思います!
後編へつづく

ヨガと共に生きることを学ぶ~ハワイヨガ留学サンガワイ13期がスタート!~

ハワイヨガ留学企画サンガワイ13期生のメンバーアロハ!サンガワイ、アシスタントのTORIです。13期サンガワイトレーニング本日4日目に突入しました。

初めてあった仲間と、初めての場所で、初めてのことを学ぶ。そして初めての自分に会う、そんな旅が始まってます。
ハワイヨガ留学企画が行われる、スターハウスサンガワイ13期生、ヨーコ先生の指導のもと、ヨガとともに生きることを学んでいきます。

ヨガとともに生きていくこと、それは、地球や宇宙とともに、全てと調和して生きていくこと、だと思います。

サンガワイのトレーニングはヨガ指導者の養成ではあるけれど、それぞれの人間性の成長や、自分らしい生き方をできるような人を育てていくこと。それをメインにしています。
ハワイヨガ留学が行われるカフマナオーガニックファームのメンバーたち人里離れた場所での共同生活。ファームで自分たちの育てたものを食べ、そこに生きている人たちから学んでいく。人と繋がり、自然とつながる。

そして何よりも、ハードなアシュタンガヨガの練習を通して、自分と向き合い、繋がる。
ハワイヨガ留学企画サンガワイで、ヨーコ・フジワラがアジャストメントを指導している様子。これがサンガワイのトレーニング。

まだ始まったばかりながらも、たくさんのことを体験し、学び、みんなの顔つきが随分と変わってきました。これからが楽しみです。

私もサンガワイ13期生とともに学び、サンガワイチームのアシスタントとして、サポート&レポートしていきます。応援よろしくお願いしま~す!

MAHALO

 

【卒業生の声】アシュタンガヨガってすごい!人生の教訓を得たプログラム

サンガワイ12期生が全員で木を植えている様子
「私はサンガワイに行って、人生を歩く確固としたヒントを自分の中に見つけました。」
そうお話してくれたのは、ハワイヨガ留学企画サンガワイの12期生の足立智子さん。

帰国後、とても熱い感想をヨガジェネレーションに送って下さったことをきっかけにインタビューをさせて頂くことになりました!

ヨガジェネレーションには「アシュタンガヨガ初心者なのですが、サンガワイに行けますか?」という心配の声が寄せられますが、智子さんもアシュタンガヨガはハワイに行く2ヵ月前から始められたそう。それでも、アシュタンガヨガが大好きになって帰ってきてくださいました。

【 3週間の合宿形式プログラムが魅力! 】
サンガワイ12期生の集合写真
編集部 : 智子さんがRYT200を取得しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

智子さん : 年齢的にも健康や身体のことを考えてヨガを始めたのですが、RYT200を取得しようと思ったきっかけは、夫の勧めです。将来的に仕事に出来るものを漠然的に自分でも探していて。そんな時、多数のRYT200実施校の中でも「サンガワイにしたら?」と提案されました。

結果的にサンガワイは私にとって、宝物を得る機会となりました。

編集部 : 旦那さまの勧めだったのですね。それ以外にもサンガワイを魅力的に感じた理由があったとか?

智子さん : インターネットで検索をする中で、ハワイで、3週間合宿形式で、さまざまなプログラムが入っている、という内容が他と比べてやはり断然魅力的に感じました。

実際に行ってみて、サンガワイの合宿スタイルプログラムから得るものはとてもとても大きくて、ヨガを練習するということに留まらず、ヨガを人生の生き方、生活として学ぶことが出来ました。

今考えてみると、1人だったら絶対に出来ない&やらないチャレンジ、仲間が一緒だったから出来たと思うことがいっぱいあって、ブレイクスルーが何度も起こりました。

【 アシュタンガヨガの魅力に気づいた瞬間 】
サンガワイのヨガ指導者養成講座のティーチングプログラムの様子
編集部 : アシュタンガヨガについてはどうだったのでしょうか?ハードルが高いという声をよく頂くのですが、実際にいかがでしたか?

智子さん : 私は、ハワイに行く2ヵ月前からアシュタンガヨガを始めたので、最初はアーサナの順番の暗記が大変でした。(笑)ハワイに行くまでは近所のマイソールに通ったり、旅行滞在先ホテルで自己練習したりと、手探り状態でしたが、段々と身体が気持ち良くなってゆく実感が出てきました。更に、ヨガ哲学の本を読み、興味が深まっていきました。

編集部 : そうなんですね。でも、実際にサンガワイに参加してみて、アシュタンガヨガの魅力に気づくきっかけとなった瞬間があったんですよね?

智子さん : そうですね。それまで私はアシュタンガヨガの魅力がイマイチ分からず「合宿が終わるまでには分かりたい!」と思っていたんです。

それが、ティーチングの実習の時のことです。言葉にすることが難しいほど、ものすごいむせるほどの愛と生のエネルギーを全感覚で感じるという体験をしました。終わったあと我にかえるのに時間がかかったほど、強烈な体験でした。

自分の目の前で仲間が生徒役としてヨガをしているのを見て、ハッとしました。アシュタンガヨガの凄さに初めて気づいたというか。凄く感動してしまったんです。自分が単に練習してるだけじゃ、分からなかったと思います。

アシュタンガヨガ、見守る先生役、無心で汗を流して練習する生徒役、場をホールドする先生陣、その場に発生するエネルギー。

生み出すエネルギーが生そのもので、それが生み出す循環のすごいことと言ったらありませんでした。

まさに”今ここ”の最高の体感です。「アシュタンガヨガってすごい!!!!」と一気に大ファンになりました。そして「こんなプログラムを組み立てているヨーコ先生は一体何者なのだろう」とも思いましたね(笑)

【 先生とは「寄り添う人」。なりたい指導者像 】
ヨーコ・フジワラとサンガワイ12期の卒業生、足立智子さん
編集部 : すごい体験ですね。その体験をしてみて、これから、ヨガの先生になりたいとは思いますか?

智子さん : 私は怖がりで人見知りですが、答えはYes!です。怖くても、人見知りでも、恐怖から人生を選択しない。人真似をする必要はない。他の誰でもない自分らしい先生になりなさい。ヨーコ先生は3週間を通してそんな人生の教訓を沢山教えて下さいました。

合宿中に私の中で、先生とは”寄り添う人”という答えを見つけたので、生徒として練習を重ねつつ、そういう先生として体現して伝えてゆきます。

編集部 : ありがとうございます。最後に、サンガワイを検討している方へのメッセージをお願いします。

智子さん : ヨーコ先生はアートのように美しいアシュタンガヨガをされるだけでなく、その人格、考え方、ライフスタイル、そしてもちろんヨガと身体の知識、全てにおいて尊敬できる憧れの存在です。

合宿中は先生たちがいつも温かく注意深く生徒一人一人を見守っていてくれて、安心して色々なもの出すことが出来ました。

右脳や直感で生きることにストイックになり過ぎていた私も、サンガワイに行ってからは左脳的に動くことも大切なことだ!と考えられるようになりました。

私のヨガ探究はまだ始まったばかりですが、ようやく精神と肉体のバランスが取れてきて、自分らしく、心地よく生きられるようになった実感があります。

私のようにアシュタンガヨガが初心者で、仕事や体質的にスピリチュアルにバランスが偏りがちな方にもぜひサンガワイに行ってもらいたいです。本当に行って良かったです。

サンガワイを検討されている方、一度きりの人生、考えて終わりにするのではなく、ぜひ夢を叶えて行って欲しいです。ありがとうございました!

【 アシュタンガヨガは誰でもできるもの 】
ハワイでトリコナーサナをするサンガワイ卒業生の足立智子さん
アシュタンガヨガは、怖い、難しい、辛そうといったネガティブなイメージがついてしまいがちですが、智子さんがお話してくれたように、とても現実的なプラクティスです。自分の身体と心と真正面から向き合うことで、「これが現実なんだ」と直面することも多々あります。

しかし、同時にどうやったらできるようになるのかをロジカルに考え、突き進んでいくプラクティスでもあります。身体という、目に見えてわかるものと向き合う時間が教えてくれる、現実。それを受け入れることによって、わかってくる自分自身。

アシュタンガヨガは決して、運動能力が高く、柔軟性のある人にだけ許されるプラクティスではありません。誰でもできる。それこそがヨガがヨガである所以です。
 
たくさんの人が、ヨーコ・フジワラからアシュタンガヨガを学んでくれますように。私も心から願っています。

【卒業生の声】ハワイヨガ留学は精神的な修行の旅<後編>

サンガワイ10期の集合写真
いつでも直球なところや、真面目さ、的確な態度、言動、行動その全てが魅力的であり、尊敬しているし、吸収したい部分です。その一方でノリのよさ、素直で遠慮しない、その姿も魅力的です

ヨーコ・フジワラについて、そう語るのは、サンガワイ10期生の宿南史子さん。

今回は前編から引き続きヨーコ・フジワラとの出会い、そしてサンガワイを受講した理由についてお話をお聞きしました。実際にサンガワイに参加して、史子さんが感じたこと、そして、インスタグラムを担当している史子さんが写真を通して伝えたい想いをお話して頂きます!

【「1人で大丈夫」は思い込み。集団生活でわかった本当の私 】
サンガワイ10期生のレッドクラス風景
編集部 : 実際にサンガワイに参加してみていかがでしたか?

史子さん : そうですね、集団生活が良かったです。と言うのも行くまでは集団生活が嫌でそそくさと1人部屋を取ったのはわたしです。(笑)しかし、自分の意外な一面を知る機会になりましたね。それまでの自分は、自分から壁を作り「わたしは1人で大丈夫だ」と思い込んでいました。でも実際はみんなと一緒にいられることに喜びを感じる結果に。

みんなと考える。みんなと一緒に悩む。みんなと一緒に泣く。みんなと一緒に大声で笑う。一枚ずつ重いコートを脱いでいく感覚って言うのでしょうか?

【 安心で安全な場所を提供してくれた先生たちとアシスタントの存在 】

編集部 : 集団生活ならではの体験ですね。

史子さん : えぇ。それからこんなこともありました。小さな子供たちの様に些細な喜びを感じることって大人になってからでは難しいですよね?でも、素晴らしい環境と先生、サンガワイのアシスタント:トリちゃんが常に私達に寄り添ってくれていたから、安心して心が解放され、はしゃいでて。そう、昔の記憶を辿るかのように無邪気になれました。

【 辛かった幼少期の思い出が感謝に 】
ヨーコ・フジワラからサンガワイの修了証を手渡される宿南史子さんの様子
編集部 : 確かに。大人になればなるほど、しっかりしなきゃ、むしろ子供を前にすると余計にそう思ってしまう気がします。サンガワイでは、本当の意味で丸裸になれたということですね。他にもサンガワイの間で、何か印象に残っていることはありますか?

史子さん : 哲学の授業が印象に残っています。私は母親がおらず幼少期から、祖父、祖母、叔母に育ててもらいました。祖母方、叔母共にお寺の人なので、非常に厳格者でありました。反抗期には度々本堂での説教。説教後は写経。おやつはお供え物の果物(笑)

仏様の教えを小さな頃から嫌と言うほど聞かされて育ち「人とはこうあるべき」ということを分からないなりに教え込まれ、心を育てました。この土台が既に出来上がっていたので、哲学の授業では似たような話にショートしてしまい、挙句には先生の話が仏様の話に聞こえてきて、涙を流してしまいました。

おそらく、昔を思い出し、頭で分かっているけど、受け入れたくない自分がいたのでしょうね。でも、過酷とも思えた環境で幼少期を過ごしましたが大人になった今、感謝の念でいっぱいです。嫌い、嫌いと言いつつ振り返ると先生とのメールは大抵、哲学的な話が圧倒的に多いような気がします。

【 写真で伝えたい、1人の女性の素晴らしい生き方と考え方 】
ヨーコ・フジワラとサンガワイ10期の宿南史子さん
編集部 : 知らず知らずのうちに、心に沁みこんでいたのでしょうね。現在サンガワイのインスタグラムを担当して頂いていますが、史子さんはインスタグラムを通してどんなことを伝えたいのでしょう?

史子さん : ヨーコ・フジワラという1人の女性の素晴らしい生き方、考え方、をまだ見ぬ誰かに伝えていくことが私の使命だと感じています。サンガワイで携わる様々な人がいる事もみんなにもっと知って欲しい。カフマナについても知って欲しい。その一心で毎週様々な事を掲載しています。

先生達の思いをストレートに掲載し、そこに写真をプラスして力強さが加わる。あくまでも写真は添え物であり、最大限にサンガワイの素晴らしさが皆さんの心に響き、興味を持ってもらえるように今後も自分の感覚を大切にしたいです。

先生自身がアートであり表現力が素晴らしいので、わたしの感性を織り交ぜて魅せ方を日々研究中です。

【 頭の中で考えるよりも行動! 】

ヨガアカデミー大阪でヨーコ・フジワラ先生と宿南史子さん
ヨーコ・フジワラ来日時もカメラマンとして、生徒さんとしても参加してくれます

編集部 : ありがとうございます。同じ裏方として、嫉妬してしまうくらいの想いに、私も感動してしまいました。では最後に、サンガワイへの参加を今まさに検討している方々へメッセージをお願いします!
史子さん : 参加に迷われている方、勇気を出してサンガワイの門下生になりませんか?どの期の人達も声を揃えて言います。「ここで出来た最高の仲間は今後もずっとかけがえのない存在」だと。

新しい自分を探しに。一歩踏み出す前は、誰だって恐いものです。しかし、行動することで恐怖は消えます。頭の中で考えるより行動!

最後をそう力強く締めくくってくれた史子さん。2018年のヨーコ・フジワラの来日時には、ヨガジェネレーションスタッフが受講しているワークショップの写真を撮り、提供してくださいました。その記事は【スタッフが実践!】ヨーコ・フジワラのアシュタンガヨガを受けてみた!
ハワイで過ごす3週間は、「精神的な修行の旅」と史子さんも語ってくれましたが、自分を知っていく過程は、思っている以上に辛く苦しいことでもあります。しかし、サンガワイでは、ヨーコ・フジワラ含め、関わるスタッフの皆さんが心地良い適度な距離感を持って寄り添ってくれます。

あなたがあなたらしくいられる場所を提供する。ハワイヨガ留学サンガワイ。次に門を叩くのはあなたかもしれません。

【卒業生の声】精神的な修行の旅。ハワイへのヨガ留学<前編>

サンガワイ卒業生とヨーコ・フジワラ先生と笑顔で写真を撮っている様子
「サンガワイのコンセプトはBe Real 。そのコンセプトからずれないようにシンプルでそのままの姿をみなさんにお届け出来るように心がけています。」

そう話してくれたのは、現在、サンガワイのインスタグラムを担当して下さっている宿南史子さん。ハワイ・オアフ島にて開催のヨガインストラクター養成講座、全米ヨガアライアンス認定(RYT200)(以下サンガワイ)の10期卒業生です。

可愛い笑顔とは打って変わって、カメラを構える姿は真剣そのもの。サンガワイのメイン講師、ヨーコ・フジワラをどう見せるか、そしてどうやったらこのサンガワイの場の臨場感が伝わるのか真剣に考える様子が伝わってきます。

今回は史子さんとサンガワイの出会い、そしてサンガワイのメイン講師であるヨーコ・フジワラとの出会いを語っていただきました。

 

【 ヨガの練習は本来の自分に戻る手助け 】
サンガワイ10期卒業生の宿南史子さんとその生徒さん
編集部 : 史子さんはサンガワイを考える前にヨーコ先生を知ってらしたとお聞きしたのですが、どのように知ったんですか?

史子さん : ヨーコ先生を知ったきっかけは、インターネット検索でした。バイリンガルで教えている先生を探したくて検索にかけたところヨーコ・フジワラの名前が引っかかったのです。ホームページを覗くとDVDが出ていることを知り、興味本位で取り寄せました。そのDVDの最後にヨーコ先生のインタビューが入っているのですが、その中で
「ヨガとは自分を学ぶこと。ヨガの練習は本来の自分に戻る手助けをしてくれるだけです。」

という言葉に心を打たれ、直感でこの人に会ってみたいと、駄目もとでアポを取りました。

 

【 嘘のない生き方。ヨーコ・フジワラに惹かれた理由 】
ヨーコ・フジワラから指導を受けている宿南史子さんの様子
DVDのインタビューの言葉や、実際に会うまでのやりとりの中で感じたこと、それは

「この人は嘘の無い生き方をしているな」

と、言うこと。嘘がないという意味を掘り下げると、

「きっとこの人は苦労をしてきたんだろうな。だから世間をきちんと見ている」

ということです。形は違えど、幼少期からの苦労や、寂しさなど、根っこの部分はとても寂しかったり、甘えたかったり、そこを奮い立たせて自分に厳しく生きている、ヨーコ先生の話を聞き、自分も少しだけ似ているなと思うところがありました。もちろん、私もこれまで歳を重ねて、いろいろな人を見てきた経験の中で「この人なら信じられる!」と思ったわけです。

それから数ヶ月後にオアフ島へ行き、いよいよ初対面。緊張している自分の心臓の音を感じながら、家族4人で走ってスタジオへ行ったときのことは今でも鮮明に覚えています。

そして、実際にヨーコ先生のレッスンを受け、コミュニケーションを取っていくうちに「あぁ、わたしの直感は間違っていなかった。この人についていきたい」と思ったんです。

本当はもう少しヨガが上達して、先生に色々教わってから話すつもりでいましたが、「想いは伝えないと伝わらない!」最後のレッスンの日に時間を貰い、自分の想いを語りました。

そして「私を弟子にしてください」と泣きながら言い、先生からやんわり断られたことは今ではちょっとした笑いのネタです。(笑)

【 自分らしさや思いやりを求めハワイヨガ留学へ 】
サンガワイの集合写真
編集部 : そうなんですね。とても情熱的で素敵なお話です。それがきっかけでサンガワイに?

史子さん : はい。これをきっかけに帰国後もヨーコ先生にヨガやそれ以外のことも含め話を聞いてもらえる機会が多くなりました。

私はヨガのスキルよりヨーコ先生の人間性を重視しています。その人となり、生き方を知りもっと先生を知りたい。この人から学びたい。その気持ちが膨らみ、「勉強させて下さい」と伝えたのです。

私がサンガワイに参加した理由は、ヨガは勿論のことそれ以上に自分らしさを確認したり相手を思いやる気持ちを培ったり、精神的な修行をしたかった気持ちが大きかったと思います。変わったタイプの生徒だったかも知れません。(笑)

サンガワイ10期生宿南史子さん
ヨーコ先生のDVDを持つ、史子さん。送られてくる写真がいつも可愛らしくて微笑んでしまいます

ヨーコ・フジワラへの想い、そして、ハワイヨガ留学を決めた理由を熱く語ってくれた、史子さん。スタッフが初めて史子さんに会ったときの第一印象は「なんて可愛らしい人なんだろう。」

ヨーコ先生への想いがこんなにも熱いものだということは、当初、史子さんから感じ取ることはありませんでした。しかし、カメラを構えるとその姿は一変し、自分の中にある想いをどうアウトプットするのか一生懸命に考えている姿が見られ、感動したことを覚えています。

次回は、実際に史子さんがサンガワイへ赴き、指導者養成講座に参加されたご感想、そしてご自身の生徒さんへ伝えていきたい想いを語って頂きます。お楽しみに!

後編:【卒業生の声】ハワイヨガ留学は精神的な修行の旅<後編>はこちらから

【卒業生の声】ハワイヨガ留学は自分と向き合う3週間<後編>

ヨーコ・フジワラ先生とサンガワイ卒業生:三浦美織さん
3週間のハワイヨガ留学企画サンガワイ卒業生インタビュー。前編に引き続き、今回もサンガワイ初開催の卒業生である、三浦美織さんにお話を伺います。

今や、毎年ヨーコ先生が日本に一時帰国される際には、大勢の自分の生徒さんを連れて、ヨーコ先生のワークショップに来て下さる美織さん。サンガワイを卒業し、4年経った今だから語れるお話を聞いてきました!
サンガワイ集合写真

今だからわかる。全力で生徒を思ってくれていた師の想い

編集部: サンガワイに参加してから4年が経とうとしているかと思います。「今だからこそ」の想いや気づきがあれば教えて下さい。

美織さん: サンガワイでの学びを終え、年々成長していく自分を感じます。ヨーコ先生が植えてくれた種が発芽して少しずつ大きくなっているようです。先生は全力で私達のことを想って、愛を持って接してくれていたんだなぁって、後々気づかされます。

一緒にいる時は分かりにくいけど(笑)

三浦美織さん

「プラクティスは面白い」生徒に伝えていきたいこと

編集部: 美織さんご自身が生徒さんにどんなことを伝えていきたいと思っていらっしゃいますか?

美織さん: やっぱり、出来ると思ってプラクティスを続けること!そう思えるとプラクティスも面白くなります。生徒さんに「プラクティスは面白い」と感じてもらえるかどうかは先生の技量によると思います。

私は30代後半でアシュタンガヨガを始めましたが、ヨーコ先生の指導を受けてから身体が使えるようになったと思います。今は弟子入りさせてもらって、更なる変化を感じます。『ヨーコ先生の生徒さんを見る力』を吸収して、私らしい指導をし、生徒さんに「プラクティスが人生を豊かにする」と感じてもらいたいと思います。
サンガワイ休日の様子

ハワイヨガ留学を迷っている皆さんへ

編集部: これを読んでいる皆さんの中にはハワイへ行ってみたいけれど、どうしようかなと思っていらっしゃる人もいるかと思います。そんな皆さんへ何か一言お願いします!

美織さん: 今の人生でとても有意義な時間を過ごせます。ヨガ指導者を目指す方、ヨガ指導者としてステップアップしたい方、ヨガの学びを深めたい方、ヨガを通して人生を見つめ直したい方。目的が違う皆さん全てに良き学びがありますよ!

サンガワイ卒業生:三浦美織さんプロフィール

サンガワイ卒業生三浦美織さん三浦美織
友人の勧めにより、ヨガを始める。ヨガインストラクターの傍らダイエットパーソナルトレーナーとして、健康な体作りの知識を深める。『自身が健康的で幸せな毎日を送る為に行っているヨガを皆さんにお伝えできればと思っています。』
今回のこのインタビューを快く引き受けて下さった美織さんのスタジオはこちらから!YOGA studio エナルジア

【卒業生の声】ハワイヨガ留学は自分と向き合う3週間<前編>

サンガワイ第一回集合写真
様々なヨガ留学企画がある中で、ヨガの本質を学ぶことができると云われているサンガワイ。この春、第11回目を終え、卒業生は100人を超えました。

このハワイヨガ留学企画では、他にはない魅力と唯一無二の体験ができると云われています。広大な大自然の中、ヨガを学ぶ意味、そして、その人気の秘密は何なのか。

今日はサンガワイ初開催の卒業生、三浦美織さんにサンガワイを受講された当時のお話を伺うことができました。美織さんは現在、神奈川県・相模原市で「ヨガスタジオ・エナルジア」を経営されています。その美織さんが、サンガワイに参加した理由、そして受講し、4年経った今、何を想うのか。

詳しく聞くことができましたので、皆さんお楽しみください!

ヨーコ先生と三浦美織さんが生徒さんをアジャストしている様子
美織さんのヨガスタジオ、エナルジア。ヨーコ先生も来たことがあるそう。

自分のスタジオを持つための学びに

編集部: 美織さんは、サンガワイに参加された時はすでにヨガの先生だったとお聞きしましたが、どうしてヨガ留学企画に参加しようと思われたのでしょうか?
 
美織さん: そうですね。サンガワイに参加する1年前くらいから、週に3回レッスンをしていました。

当時、自分のスタジオを持とうと決意し、更なる学びを得たいと思っていました。ヨガに集中出来て、自分について振り返る時間が欲しかったので、サンガワイのカリキュラムはとても魅力的だったのです。

また、私には3人子供いますが、彼らから離れ、一日中ヨガの指導者としての学びを受けられそう!という期待をして申し込みました。でも、アシュタンガヨガは未経験で、1度も練習しないでハワイに行ってしまいましたが(笑)

サンガワイでのヨーコ先生、酒造さん、三浦美織さん

子どもと離れ、自分と向き合う時間

編集部: 3人もお子さんがいるお母さんだったんですね!実際にサンガワイに参加してみて、いかがでしたか?思った通りの体験はできたのでしょうか?

美織さん: 期待通り、自分のことを見つめる時間が沢山ありました。ヨーコ先生の言葉、サンガワイに関わる先生やスタッフや参加した仲間の姿勢、ハワイという土地を愛して生活する人々の姿、毎朝のマイソール。その全てが自分と向き合うきっかけを与えてくれました。

編集部: ヨーコ先生の太陽礼拝は今や、「美しすぎる太陽礼拝A&B」として伝説のヨガ動画としても有名です。間近で見た、ヨーコ先生のアシュタンガヨガの魅力を教えて下さい。

美織さん: ヨーコ先生の練習をしている時の集中力とオーラに心を奪われました。自分だけと向き合って繋がるのって、こんなに神聖な感じなんだと圧倒されましたね。

サンガワイのヨガ哲学の時間
サンガワイのヨガ哲学の勉強シーン。

「自分であることに耐える」ヨーコ・フジワラの言葉

編集部: 確かに。皆さんがヨーコ先生の太陽礼拝を見ている様子からもその様子が伝わってきます。まさに「息を飲む」というのはこういうシーンを言うのだなと。1つ前の質問で、自分のことを見つめるきっかけのひとつに「ヨーコ先生の言葉」というのがありましたが、中でも印象的な言葉はありますか?

美織さん: 最近、『自分であることに耐える』という言葉が先生との会話の中で出てきます。トレーニング中にも私は自分であることに目を背けてきたのかも知れないって感じたきっかけがありました。

練習生一人ずつ涙を流す場面があり、その時にヨーコ先生がかけてくれる言葉は、ご自身が様々な感情を乗り越えてきたからこそ生まれたものだと思います。

自分と向き合っている人の言葉だと感じ、私は本当に自分と向き合ってきたのか?もしかしたら、今まで他人の目に映る自分を見てきたんじゃないか?って考えていました。

「自分の事だけを考えてみよう。」「私はどうしたいんだろう?」「どうなりたいんだろう?」「何が自分の喜びだろうか?」って、夜の哲学の授業の後でみんなが復習してる中、ゲームしながら一人で考えましたね。

ゲームなんかして余裕だねって同期に言われたけど、あれは自分と向き合うためのカモフラージュだったんです。

メイン講師:ヨーコ・フジワラ(左)、アシスタント:トリさん(中央)、ヨガ解剖学、マインドラボ担当:タイラー・モンガン(右)
メイン講師:ヨーコ・フジワラ(左)、アシスタント:トリ(中央)、ヨガ解剖学等担当:タイラー・モンガン(右)

だからハワイ。だからヨーコ・フジワラの下で学ぶ

「自分と向き合う」という行為は、文字で書くほど、簡単なことではありません。苦しみや辛さを感じることの方が圧倒的に多いこともあるでしょう。だからこそ、その場にはその先を照らしてくれる、師がいる方がいい。包み込んでくれる仲間のいる場所がいい。エネルギーや波動が高いと言われる、ハワイがいい。

色々な想いを込めて私たちは、あのカフマナ・オーガニックファームを選び、そしてヨーコ・フジワラをお勧めしています。

次回は、美織さんのサンガワイでのトレーニングを終え、4年経った今だからこそ語れるお話、そして、今生徒さんに向けてどんなことを伝えているのかを聞かせて頂きます。お楽しみに!

後編に続く